[3959] さらなる夢を見てみる。 投稿者: 投稿日:2004-04-04 (Sun)
●by 機長

 今さらだけど、sonystyleのPDAページを開くと、今ではCLIEとともに、e-Bookリーダーの「LIBRIE」も並んでいる。どちらもケツのEになんてんだっけ?アクセント記号みたいのがついているのが共通点。そうか、電子ブックリーダーもカテゴライズしちゃうとPDAなのか、と驚いてしまった。え、じゃあ、電子辞書は?と思ったら、を、ホントだ、出てるね、出てる。ちゃんと電子辞書も並んでた。(下の方!)今年の正月に書いた下の記事が、妙な形で実現しちゃったな、と思う。辞書やら読書(電子ブック)やらが一緒に並んじゃった。

■【新春コラム】初夢っつーか。(パルマガ)



 ただし、正確に言うと、似ているようで全然違う形。何が違うと言って、上の正月の記事で目指したのは、CLIEをPDAというカテゴリから解放して別の売り場に置いちゃえ!たとえば、電子辞書売り場に、例えば、電子ブック売り場に、という話だった。そういう意味で、真逆と言えば言える。微妙な気分。果たしてどれほどの効果があるのだろう?とくにCLIEに、と思う。「LIBRIE」にとっては幸運な配置だ。電子辞書はともかく、電子ブックと比較するならPDAはまだまだ売れていると言えるから。(将来はともかく!)

 ただし、冒頭のsonystyleのPDAページに並んでいるCLIEとLIBRIEの並び方には、類似点はあっても明解な差異の説明がなさすぎる。もちろん、ちゃんとリンクを辿っていけばサイズ的な差異はすぐにわかる。後者の「LIBRIE」のキャッチコピーには「軽さ約190g、薄さ13mm」とある。ただし、薄さ以外の筐体サイズを知るためには、さらにいくつかのリンクを辿る必要がある。このページに初めて126mm×190mm×13mmという「本体外形寸法」が登場する。一方、CLIE(例:TH55)はと言えば、こちらもいくつかリンクをめくると73.3mm×121.5mm×15.7mmという筐体サイズが登場する。正確に言うと、その際は「微妙」である。縦横の長さだけでいればLIBRIEの方がCLIEより1.5〜1.7倍の大きさだ。逆に、厚みだけはCLIEの2割引ってところだ。本当に「微妙」だ。もう少し言えば、ワイシャツのポケットに入るマシンと、入らないマシン。もちろん他にも技術的な差異はいくつかあるのだが、これらの差異をユーザにどうやって認識させるのか?このあたりは、現物を手に取らない限り、非常に難しい。このあたりの不親切さは、セールス上でちょっと損かも、と思う。そもそも別チームが開発したもんだから、という理由も想像できるが、所詮それはユーザには関係のないことだし。

 さて、なぜだか、PDAと電子ブック、電子辞書を同じ売り場に並べたsonystyleの戦略が、今後どんな風に展開するのか?あるいは、過渡的な措置なのか?今後に注目したい!

 …と、実はここまでは前フリだった。長すぎた。とにかくここからが本題だ。その本題とは何か?

 さて、今日の本題は、てゆーか、議論なんてそんな高尚な話じゃなかったりする。たまたま思いついたアイデアを殴り書きしてみました、って感じのものだ。

 つまり…

 電子ブックや電子ブック(マンガ)を看板にした「作家CLIE」「作品CLIE」というアイデアはどうでしょう?…という提案だ。

 イメージとしてはこんな感じ。



 売れそうな作家の作品集や人気コンテンツを看板にしたCLIEを次々とリリースするというアイデアだ。とくに、最近のシーモアのシリーズの充実度は非常に高く、石ノ森章太郎の「サイボーグ009」やいがらしみきおの「ぼのぼの」、士郎正宗の「APPLESEED」、みやすのんきの「冒険してもいい頃」など、かないイイ感じだ。こうしたマンガ系の作品群と、まさに電子出版時代の作家とも言える芥川賞の綿矢や、ちょっとした通勤時間で感動を味わえる「プロジェクトX」シリーズや、吉川英治の「三国志」「徳川家康」、ニューススタンドシリーズの「朝日新聞」など、コンテンツの充実度は最近非常に目覚ましい。こうしたコンテンツの魅力をそのままに活かした製品シリーズなどは作れないものだろうか?可能なら、筐体またはカバーにそれなりのプレミアは欲しいところだが、基本としては同梱メモステなどで、タイトルにもなっている魅力のコンテンツが詰まっているという製品だ。映画作品のDVD製品みたく、本コンテンツだけでなく、オマケまで入っていたら最高!

 ちなみに、個人的な希望としては、シーモアから横山光輝「三国志」あたりが出てくれると嬉しい。それと、個人的にはシーモアをTH55で使う際の起動時間がとっても気にかかる。すごく長いのだ。前任者のNXシリーズではそれほど感じなかったストレスをかなり感じる。これだけは何とかして貰いたいところだが、それを差し引いてもCLIEで読書したりマンガ読んだりする感覚はたまらなく楽しい!

 以上、いろんなこと書いてきたけど、基本的には応援だと思って欲しい。

●by 市長

機長の記事に対する追加コメントです。クリエのEの上についているのは、アクサンテギュ(accent aigue)と言います。ちなみに、日本語の「エ」に似ていますが、強いて言うなら、「エ」と「イ」の間に当たるような音です。実は有名なシャンゼリゼの最後の音もこれと同じなんです。