【保存】2002年秋当時に
雑誌「PalmMagazine」に
「プロジェクトパーム」の抜粋が載った当時のページ






<プロジェクトパーム大作戦のページ>




netで見つけた言葉




パルマガ 01 (by myself)


 さて、私に替わってYoungさんがすでに「PP?かな?だぶん...。」(Date: 2002-12-25)で紹介してくれている「PP」についてちょっとだけ。

 そんな話、初めて聞いた!という感想をたくさんいただいている。これについては山田さんの名誉のためにも是非書いておきたいことがある。私はひょんないきさつから彼の隠れた物語について知ったのだが、当然彼はそれを公開することを躊躇した。というよりも、最初はなかなか許して貰える空気じゃなかった。そういうこと、つまり、自らの私生活を公開することを彼は「恥」と感じる。そんな古式ゆかしい日本人、つまり尊敬すべき人間だ。だが、私は口説いた。あなたの物語が多くの人間に感動を与え、勇気を与えるはずだ。…そんなほとんど脅迫じみた口説き文句で、自らのプライベートの公開を躊躇する山田さんを必死に説得した。その結果、あの本(と言ってもまだ一部だが…)が書けた。普段、数十台も所持するPalmマシンを自慢げに見せびらかしながら「私、ある種の露出狂です」などとおどけている山田さんとは違い、「素」の山田さんはとても慎み深い人だ、ということだけは忘れないで欲しい。

 そしてもちろん、あの物語は1996年頃の、つまり、山田さんの病気の症状が最悪の頃の話であって、現在の山田さんの症状とはまったく違っていることもことわっておく。その後の山田さんがどうなっていくのか?については、改めて書くことになるが、少なくとも現在の山田さんは当時の彼とは違って非常に健康な日々を送っているので、それだけはお間違えなく!

 さて、「PP」つまり「プロジェクト・パーム」の予告編とも言うべき「Palm Magazine Vol.15」別冊付録にも書いたが、「PP」と「SP」(「シンプリー・パーム」)は、一部同じ領域を扱いながらも、互いに補完しあう対をなす作品だ。もしも「PP」を読んで感動してくれた人がいたら、是非「SP」の方も読んで貰いたい。時まさに冬休みがやってくる。寒い屋外でアウトドアにはしゃぐ日があってもいいが、寒すぎて布団から一歩も出たくない一日などは、きっとそのお供になってくれるはずだ。(買ってみる?

 あ、あともう一点。今回、「Palm Magazine」さんのおかげで、一部先行公開させてもらった「PP」だが、その完全公開はもう少し先のことになる。予定では来夏。それまではしばらくお待ちいただきたい。

 ●ADSLとPPのこと。<PPについて> Date: 2002-12-25 (Wed)



パパとこのパームタイム


 年末年始の超多忙な日々。ただでさえ寝不足で、今だってさっさと寝た方が体のためなのは百も承知なのですが、とりあえずあと二日働けばやっと休日です。

 そんな日々の睡眠時間をさらに削ってくれた悩ましき小冊子。そう、「PalmMagazine Vol.15」 特別付録の「Project Palm」です。 「パーム日本語版登場への軌跡」と題して、山田達司さんが「J−OS」(英語版Palmで日本語が使えるようにするソフト)を開発するまでの日々が描かれています。執筆はあの機長さんです。
 はじめに書いたように、時期が時期ですので、ちょっと読んだらあとは年明けのお楽しみにしておこうと思っていたのですが、つい一気に読んでしまいました。そのくらい面白いです。  
 読んでいるうちに山田さんに親近感を感じました。親近感などというのもおこがましいのかもしれませんが、今まで天上の方だった山田さんも、やはり同じ世界の人間だった…といったところでしょうか。

 何と言っても、「J−OS」開発の動機が、はじめは極めて私的な自分のための行動であったということ。
 そして、Palm機の購入や、それに夢中になっているところを奥様に気づかれまいとする姿。

 その背景には、とても深刻な事情があるにせよ、ここに描かれている山田さんの姿は(Palmとは無関係に)自分とも重なる部分も多く、きっと私だけでなく誰もが少しは同じような感情や経験を(Palmとは無関係に)しているのではないでしょうか。

 そんな「人間・山田達司」の姿が生々しく描かれています。  
 「日本Palm界の神様」と呼ばれていることで、博愛に満ちた超人的な天才というイメージを、山田さんに対して抱いていました。
 そのイメージも決して間違ってはいないのでしょうけれど、そんな絵に描いたような聖人君主ではない、一人の魅力的な人間としての山田さんを感じることが出来ました。

 なお、これは「一部を先行公開」したものだそうです。全編も楽しみです。すごく。

 ●m058「神様が降りてきた日」(’03.01.01)


joepalm.net


 明日はもう2003年。ドッグイヤーという言葉も使い古されてきたというか当たり前すぎて陳腐化しちゃった感がありますが、今を去ること6年前にそんな言葉が裸足で逃げ出しそうな、物凄い開発の日々を送っている人がいました。古くからのPalm使いならほとんどがその名を知っている、「神様」「Hacker Dude-san」こと山田達司さんです。

 Palm Magazineの最新号には、パーム航空の機長さんが執筆中の「プロジェクト・パーム」...「シンプリー・パーム」と対を成す、日本におけるPalm黎明期の物語...の一部が別冊の形で収録されています。山田さんのJ-OS開発秘話を中心に描かれたこの小冊子は、「シンプリー・パーム」に描かれた米国でのPalm開発史とは趣を異にしており、極私的なレベルへとシビアに切り込んでゆくドキュメンタリーは読む者の心拍数をいやがおうにも高めてくれます。「シンプリー・パーム」がドッグイヤーを体現する物語だったとすれば、緊張感の中、一日単位でJ-OSの開発が進んでゆく様を描いた本誌はこんな言葉で表したくなります。
"DOG DAYS"...!!


 ●プロジェクト・パーム始動 (2002/12/31(火) 22:22)


ドリームポトフ


 【前略】(※以下、「シンプリーパーム」を「SP」、「プロジェクトパーム」を「PP」とします)

 「SP」は当然の如くいい内容だけど、僕の中ではあまりリアリティを感じる事が出来なかったのです。同じ時代に生きる人たちの話なのに、まるで別の時代の話を読んでいるような、少し遠い世界の話を読んでいるような錯覚がありました。それでもパーム航空機長様は僕のような凡人でも何とか理解出来る程にわかりやすく、且つストーリー性のある素晴らしい監修を施して下さいました。

 そしてもし次があるとしたら、もっと自分の近いところで進行している話を、日本国内のPalm市場に特化した内容を、僕はそう願い、思ったのです。そこに登場したのが、まさかの「PP」(予告編)でした。本来技術者たちの話であるにも関わらず、パーム航空機長様の書く文章はとても赤裸々で人間味溢れる。これは言語が記された専門書ではなく、Palmを中心とする人と人とのストーリー...「文学」なんだと。「PP」予告編を読んで思いました。「PP」が存在する事により、これで僕の手のひらにあるPalmと「SP」とがようやく繋がり、リアリティを感じ取る事が出来るのではないかと思います。これは本編も期待せずにはいられませんね。

 「SP」と「PP」、僕の中で、そのどちらか片方が欠けてしまうと成り立たちせん。、Palm界の天地創造が書かれたのが「SP」、J-OSが誕生しPalmが日本国内で浸透してゆく様子の書かれるであろうものが「PP」。つまり「SP」と「PP」はPalm界の「旧約聖書」と「新約聖書」だと思うんですよ。「SP」だけでは日本のPalm市場の事は語れないであろうし、「PP」も「SP」がなければ存在はあり得ない。本という形態で2つに分かれているものの、これはまさに“ふたつでひとつのもの”だと思うのです。

 この“ふたつでひとつ”という形態が僕はとても気に入っています。根底にある“分母”の部分は同じなんだけど、分子の部分が違う事で、あえて二つに分ける。得意の音楽に例えるなら、ビートルズに「赤盤」「青盤」があるように。XTCの「Apple Venus」に1と2があるように.....。

 ●2002年12月30日(月) ふたつでひとつのもの


PalmTrap


 PP読みました。

 単なる偶然が重なって自分はここPalmTrapにいるのですが。
改めて自分の中の理屈ではなく、感性で感じてきたことは正しかったのだ、と自我自賛してしまいます。こう書いてしまうと、とても神様や機長には失礼ですが共感できる部分がPPに沢山ありました。

 【中略】まあ、そういった神様が築いてきたものとpalmそのもの、そしてコミュニティーこそ、飽きっぽいこんな自分でも?palmは面白い?と3年も同じ感覚を持続させるものであるのでしょうか。

 神様の人間臭さも、聖地で見た色紙の意味も、PP読んで、自分が感じた事は正しいと思えた気がします。
よりpalmが身近に感じられ、そして益々palmが楽しそうな感じがします。


 凄まじい書籍でした。はい。
というか、英語版ひいきな自分でしたが、もはやJ-OSと日本語版には境界線が無いのだろうか、という思いもふつふつと感じる様になってきました・・・

 ●2002/12/28 今日でpalmer2年生


波打際パーム


 結局、パソコンに限らず、身のまわりにあるすべての人工物というのは、その字のごとく、人が作った物で、それを使う側の人間はその時々の自分の必要で、時に対価を払って、ごく普通に何気なく使っている。いろんなポケットの付いたカバンやグリップ付きボールペンなども。で、たまにふと、あらためてその人工物を手にとって(そういう事を考えたりしちゃう人は)これを作った人の気持ちに思いを馳せたりする。「うーん、ここの”トッテ”の部分は、いろいろ試行錯誤したのかな」とか「いい仕事してるなぁ」とか(笑)。

 【中略】その中での山田さん。ま、実際には私は日本語版パームオンリーユーザなのでJ-OSは知らない。でも確実に今、手許にあるパームにつながる諸先輩方の葛藤の歴史は、今回の別冊子後半のパーム人名事典に並ぶ方々含めて、とても感謝すべきモノである。他にもたくさんあるが、CHEEBOWさんのPilowebがなければパームは使ってなかったかも知れないし、ムッチーさんがいなければ、とっくのとうにパームに飽きてたかも知れない。そして本文の山田さんに関する記述は、確かに衝撃的なモノを含んでいるけど、それと同じくらい、機長さんのパームに対して”骨まで愛する”姿勢(愛って言葉じゃ怪しいですけど…謝)にあてられた気もする。「For System Use Only」とかのプログラムに関するくだりなんかを見ても「そこまで山田さんにツッコミ(取材)をするのか」と。

 とにかく、まだまだ日が浅いながらも連綿たる”日本の”パームの歴史に触れ、後発ユーザとして感謝するところではあります(いい子すぎます?…(++)\(/#オトスナ!)。

 ●<パーム愛> 2002/12/28(土)


ぱむぽじ


 今までに作られたソフトウェア、MLでの発言、Web上でのPalm関係のページで山田さんという人がどういうことをしてきた人、どんな感じの人というのは知っていましたが、J-OS誕生に至るまで、こんなドラマがあったんだーとびっくりしました。

 【中略】機長さんが本当に書きたかったのはこの「プロジェクト・パーム」なんだなって強く感じた一冊です。「プロジェクト・パーム」が一冊の本となって、発刊される日を楽しみにしています。

 ●2002/12/26 Thu  プロジェクト・パーム


クリクラ!


 機長さんの「PP」ってそういうことだったんですね〜。昨年(いや一昨年か…)、とある集まりでお会いしたとき、喫煙所で話していたのはこのことだったのかと、まさに今日、謎が解けました。そうか、Simply Palmが発刊される遙か前からこの企画は進行していたんですね…。そういう意味ではSimply Palmを遙かに超える想像以上の時間と労力がかかっているのは間違いないわけで…。ただでさえ本業が忙しいのに、Palmファンにこんな素晴らしい物語を届けてくださる機長さんにただただ感謝です。

 ●SPAのつぶやき:2002.12.25(水)


PalmFan


 山田達司さんがJ-OSを完成させるまでの話が中心です。なかなか面白い。ぼくも知らなかったことがいっぱい載ってました。:-)

 ●Palm Magazine別冊「プロジェクト・パーム」Wed, Dec 25.2002


CLIE Park


 【前略】私にとっての山田さんは、Palmというすばらしいパームトップコンピュータを 私の手に届けてくれたパイオニアだと、いつまでも心の中で色あせる事無く思いつづ けることでしょう。全ての人に対して山田さんは神様なんだよと布教(^^;するつもり は有りませんが、何年経っても私の心の中では「雲の上の人」であることに変わりは 有りません。

 ●12/25 PP と Tungsten|T


wooden-bear.net


 いやぁ困ります、こんなもん出されては。暫くは山田さんに会いたくなくなります。だって、人前で「ウルッ・・・」なんて姿見せたくないしねぇ、40面下げた肥大気味の男としては・・・(^^;。それくらい、ちょっとヤバイ読み物です。


 【中略】「PP」の中で書かれている山田さんは、序章でしかないし、山田さんの本当の凄さはこの後に分かってくることなのですから。「PP」では、そこら辺のことが更に掘り下げられていくことでしょう。

 しっかし、「J-OS for TT」でJ-OSへの注目度が急上昇しているときに、何ともタイムリー過ぎる企画ではあるんですが、赤坂の複数の書店で平積みにさせるだけの根拠はなんなんでしょう?\1300もするのに。今のPalmの盛り上がりを読んでの配本だとすると鋭過ぎるぞ!付録があるから平積みするしかなかったりして(^^;

 ●【P】「PP」 20021225


Visor使いになってやる!


 パルマガに機長が書いているけれど、誰だって私生活を全部さらけ出したいなんて思わないだろう。誰の私生活だって、格好良い事も格好悪い事もある。しかもオトコってヤツは元来格好をつけたがる習性がある。例えば、いかに普段の言動が馬鹿じみて、なんでもおおっぴろげに話しているような人物であっても絶対に人には話したくない部分というのを持っている。そういうものだ。

 けど、この本は山田さんのそういう部分をあえて引きずり出している。
そりゃあ本人も嫌がっただろう。

 けれど、これを読んで本当に感動した。

 ●読みましたよ。12/25/2002


ぷらっと新宿


 あと、別冊になっている「プロジェクト・パーム」。機長こと伊藤正宏氏の筆が冴えわたる「Palm OSを巡る人たちの物語」です。まだ、出始めを読んだだけですが、エッ、山田さんにそんな裏話があったのかと驚きの連続で、飽きさせない非常に面白い内容ですね。厚さではシンプリー・パームには及びませんが、これはぜひ目を通されることをお勧めします。

 
●12月24日(火) 今月も見どころ多し..


マサトレ


 「すべてから逃げ出したかった」という衝撃的な小見出しから始まる、今まで語られたことがなかった(少なくとも僕は知らない)山田さんのインサイドストーリー。ちょっと泣ける一遍です。

 【中略】そして、「プロジェクト・パーム」が付録になったPalmMagazine vol.15の発売日は今日、つまり2002年12月24日。この小冊子もまた、日本のPalmユーザへの素敵なクリスマスプレゼントですね。

 ●PP in a holy night.:2002.12.24.Tue.


Cli Cli Clie


 シンプリー・パームよりも内容が身近な為か、さらに面白く感じました。

 ●2002/12/24の日記 またまた、お久しぶりな更新