[4017] 2004 E3 Report #2 : Nintendo DS 投稿者: 投稿日:2004-05-14 (Fri)
●by 敦仔

前回記事のおわりで「明日はPalmOneのブースに云々」とか書きましたが・・
E3にPamOneは出展してませんでした orz
MS社はXBOX一色ですし、HPもデルもどこも、PDA系の会社はE3への出展無し。キャラクター系ゲームエンタテインメントとPDAは案外遠いものなのかもなあ、と思ったのが今回の記事への前振り。

昨日、商業系サイトの記者さんがホテルで記事を書かれている間に、鬼の居ぬ間でPSPの取材画像をアップしてしまいました。きょうも幸いにして記事をアップ出来たのですが、さすがに昨日の今日。プロの方々が入念に手間暇をかけた記事が既にアップされています。

■PlayStationのブースで“PSPを触ってきました”
〜 プレイステーション・ポータブル(PSP)続報
(GAME WATCH)

昨日の、サムネールのような私のPSP記事よりこちらを読みましょう^^;。
職業意識があればここまで書くだろうな…と現地で感じた点が全て網羅されています。

もちろん、同時進行でNintendo DSの記事もアップされておりまして、こちらも通常考え得る情報はほとんど網羅されています。

■任天堂ブースにて「ニンテンドー・ディーエス」公開!詳細レポートを掲載(GAME WATCH)

これを読みましょう。以上終わり!

ではくやしいので(笑)、落ち穂拾い&視点を変えてフォローアップ的な記事を書いてみます。

オープンスペースで、列に並ばずとも覗けばそれなりに様子を見られたPSPとは異なり、Nindendo DSはシアター&クローズドブースからなる「のぞき見お断り、説明を受けた上で間近に見ることしかダメよ」なコンセプトでプレゼンテーションが行われています。

開発デモ

一時間以上並んで足が棒になったオーディエンスを迎えるのは、双子のコンパニオン。デュアルスクリーン=双子というイメージワークですね。ビデオによる開発コンセプトデモを見た後、個別ブースに移動してテストプレイ体験となります。

ここでPSPとDSで差が出たのは、PSPブースがさわやかな開発マンのお兄さんと屈強のガードマンが迎えてくれたのに対し、DSブースは

「あなたたちを迎えに来たのは〜、スーパーモデルズよ〜ん♪」

てなアナウンスとともに手をひらひら振りながらやってきた美人コンパニオンズ。
お父さんやられちゃったな、てへ。
#ヤニ下がってて写真も撮ってません...f(+_+)☆\(-_-メ)バキッ!

DS体験コーナー

ブースは昨日のPSPと比べて一目瞭然、かなり暗い部屋で行っています。これは、液晶の輝度がPSPに比べて低いのをカヴァーするためでしょうね。そのぶんバッテリ寿命はこちらの方が長いと思われ、どっちがいいかは人それぞれのご判断で。

昨日のPSP(標準で映画2時間分)に関し、「ロードオブザリングが見られないじゃないか!」というなるほどな感想を述べてくれた知人がいます^^;

さて、ゲーマー諸氏はデュアルスクリーンを使ったゲームの操作感を体験するのに夢中ですが、私は映像デモの時からずっと、「無線により、テキスト・手書き混じりチャットが多人数で可能」というのが気になって気になって。しっかりそのデモコーナーもあったので、タッチパネルの操作感などを確かめてみました。

DS PictroChat

DS PictroChatと名付けられたソフトは、メッセンジャー的な操作感でテキストと手書きデータをやりとりする機能を備えています。ちょっと驚いたのは、タッチパネルの追随性能。非常に書き味がいいのです。また、ソフトキーボードの正確性もたいしたもので、このあたりは「子供も大切なメイン顧客だよ」というコンセプトがはっきりしているDSらしく、エラープルーフが徹底しているようです。

これなら、ソフトさえ出来のいいPIMを用意してあげたら「ゲームも出来るこれ一台」にもなっちゃうかな?と思い、非常にけわしい視線を送ってくれるスーパーモデルズにほほえみながら掟破りのワンショット。

DS PictroChat

ううう、NX70Vがでかい(汗)
今回は全く同スケールでの比較ですよ。

こうしてみると、デュアルスクリーンの下を入力ウインドウ、上を情報表示ウインドウにしたPIM&実務系ソフトなんて十分に実用になってしまいそうです。

そんな気分にさせてくれる入場者プレゼントがこれ。

DSスタイラス

正しい色で光る、DSオリジナルスタイラスキーホルダー。
スーパーモデルズをつかまえて希望した者にだけあげていたようですが、上のクリエ写真撮影の後で、眉間に1本筋の見えるお姉様にかまわずすりよってGET。人間度胸が肝心です(笑)

以上、なんとPSPとの比較で書くと思っていたDSですが、実はPDAとの比較のうえで語りたいシロモノでした。

コンセプトとスペックだけ読むと、?マークがそこここに出たDSなれど、説明を受けた上で体感してもらうというプレテ方法に合点のゆくマシンでした。デュアルスクリーンとタッチパネルに?マークを付けたゲーマーの皆様、現物は想像してるものとちょっと違うかもしれませんよ…

クラシックゲーム機展

最後におまけ。「クラシックゲーム機展」なんてコーナーがありました。
ん〜、クラシックかぁ…

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商業サイトさんに後んじた(競ってたのかい)今回は、自サイトには落ち穂のゴミ拾いネタしか残ってませんでした…が、公共性の高い?パルマガにはアップがはばかられるエキスポ見聞ネタもありますのでよろしかったら見てあげて下さいな。

■L.A. Files 02 / Nintendo DS, and more.....(掌上都市觸覺)