[2581] パーコンのこと。 投稿者: 投稿日:2002-09-04 (Wed)
<パーコンのこと>
■Sep,4.2002 ひとりごと(Palmfan)
「会社形態であれば利益を考えて戦略方針を考えるのはあたりまえのことで,国内法人からは主力営業部門を廃して,香港の拠点から日本を含むアジア各国を見る,というのは今の状況ではむしろベストな選択だと思います」
M.Hiroseさんらしい冷静な言葉に軽佻、もとい、傾聴!
■2002.9.4 せめてPalmはあきらめないで。(パームボンチ)
「そこら辺はPalmが世界的なシェアでがんばって頂いてバランスとってほしいところ」
天災、もとい天才も語ってる。
ま、ニュースがニュースなもんで、(国内PalmOS界では)いろんな人がいろんなところで語っている。所詮はビジネス合理主義の論理で動いている現象だと思うので、それほど心配することもないと思う。もしも自分がPDAとかに興味が無くて、客観的にこの現象を1企業の選択として見るなら、低利益部門の外部委託という選択肢はそれほど異常なこととも思えないから。
■ソフトバンク・コマース(パルマガBBS)by mine記者
「修理に出したpalm m105がこの会社の名前の入った封筒付きで帰ってきたのはそういうことだったんですね。ちなみにお盆前に出して8/26に帰ってきたので、移管は発表前に済んでいたようです。」
現実には何事もなかったのようにサポート体制は続いているらしい。
<面白すぎる裁判>
■デート嬢、殺害された疑い 前大阪高検検事の汚職公判(asahi.com)
「暴力団側に捜査情報を伝えた見返りに飲食や女性の接待を受けたとして、収賄罪などに問われている前大阪高検公安部長の三井環被告(58)に対する公判が3日、大阪地裁であった。前部長が01年7月の勤務中にホテルで接待を受けたとされる女性について、弁護側が同年12月に大阪市北区で起きた元留学生の中国人少年らによる強盗殺人事件で殺害された風俗店員の女性かどうかを問うと、検察側は「殺害された女性の可能性が高い」と答えた」
「前部長はこの女性による接待について、7月の初公判で「裏付け不可能な死者を持ち出すことは暴力団関係者がいつも使う手だ。検察が意図的に虚構の事実を作りあげたでっちあげ事件だ」と主張していた」
「前部長の弁護側は、検察側の冒頭陳述の内容について次々と釈明を求め、現在も拘束が続く身柄の保釈を訴えるなど、改めて「無罪」を強調した。前部長が接待を受けた趣旨について「どんな証拠で認定したのか、具体的に明らかにしてほしい」と述べ、検察側に冒頭陳述からの削除を求めた。検察側は「証拠を合理的に推認した結果だ」と答え、伝田喜久裁判長は「裁判の中でどのような証拠が出てくるかで、削除するかどうかは判断したい」と述べた」
パルマガで機長が執念深く追いかけている三井環事件の続報。今回はasahi.comぐらいでしか記事が見つからない。ほんと、このニュースってasahi.com以外は冷たいメディアが多い。
で、面白裁判の今回の続報では、暴力団員の証言だけをもとに「三井環が暴力団員から飲食や女性の接待を受けた」という例の疑惑の重要証人とも言うべき「女性」がすでに死んでいた!という、なかなかに興味深い展開。そこで三井環は「すでに死んじゃった人間を使うのって、暴力団関係者の常套手段じゃないの?検察側がそんなことまでしちゃってどうするの?」と抗議している。相変わらず、注目の裁判だ。
なお、三井環事件については、ほんとにメディア露出が少ない(または異常な扱い)なので、事件の流れがわかりづらいかもしれない。そんな人はこのページで「三井環」をキーワードに検索すると、現在9件の過去記事が見つかる。
参照●仲介役の不動産会社役員に尋問へ=前大阪高検部長汚職事件−大阪地裁(時事通信)
「捜査情報を漏らす見返りに、暴力団関係者から接待を受けていたなどとして、収賄や詐欺などの罪に問われた前大阪高検公安部長三井環被告(58)=懲戒免職=の第2回公判が3日、大阪地裁(伝田喜久裁判長)である。競売マンションをめぐり、詐欺容疑などで同被告とともに逮捕された不動産会社役員(57)=起訴猶予処分=に対する証人尋問が行われる」
裁判はまだまだ続く。