TimeCalc 0.1.0
-解説-



というわけで、
福本修仁さんが機長のために
作ってくれた試作ソフト
「TimeCalc」についての解説。


TimeCalc 0.1.0

名称

TimeCalc

バージョン

0.1.0

作者

福本修仁さん

サイズ

7KB

種類

時間専用の計算機

制限

時間&分&秒の足し算と引き算が可能だが、
引き算には制限ある。
(結果がマイナスになった場合は正確な値が出ない!)

注意

試作ソフトなので、
正式なサポートもない。
α版以前の扱いをお願いする。

サポート

なし



そこで、

以下の説明は必ず読んで欲しい!



補足注意

01

Palm/Pilot用のソフトだが、
機長はPalm IIIとの互換性しか確認していない。

02

このソフトのインストールまたは使用によって、
いかなるトラブルが発生しても
作者およびパーム航空は一切の責任を負わない。

03

将来的には、
福本さんによるバージョンアップや正式サポート、
正式リリースの可能性もあるそうだが、
現時点ではそれすらない。
(希望する方は福本さん宛にメールを書こう)



では、どんなソフトなのか?

TimeCalcの説明

くどいようだが、
時間計算機だ。
つまり、時間のための計算機。



時間/分/秒の単位を持つ時間に関して
足し算と引き算をする。

まずは、アイテムの説明からすると、



最上段の「 : : 」が合計値ボックス
最終的な計算結果はここに出る。

二段目の「 : : 」が入力値ボックス
計算したい値をまずここに入力する。

その下の「0」〜「9」は数字ボタン。
「CLR」ボタンを押せば、
合計値ボックスと入力値ボックスのすべての値が消える。
「CE」ボタンを押せば入力値ボックスの値だけが消える。

「H」「M」「S」のボタンは
それぞれ
H(hours)=時間
M(minutes)=分
S(seconds)=秒
という時間の単位を決めるボタン。

その右横の「+」「-」はもちろん
足し算と引き算のボタン。

とか、理屈で書いてもよくわからないので
例題で説明すると、こうなる。

例題

3分25秒+2分46秒=?

これを計算するには
以下の順番でボタンを押す。

「3」「M」「2」「5」「S」「+」
「2」「M」「4」「6」「S」「+」



最後の「+」を押す直前の状態



最後の「+」を押した状態

これで合計値ボックスには
「 :6:11」(6分11秒)という合計値が出る。

この過程を細かく書くと、こうなる。

押すボタン


合計値ボックスの値
入力値ボックスの値
    

3


    合計  : : 
    入力  : : 
    

M


    合計  : : 
    入力  : 3: 
    

2


    合計  : : 
    入力  : 3: 
    

5


    合計  : : 
    入力  : 3: 
    

S


    合計  : : 
    入力  : 3:25 
    

+


    合計  : 3:25 
    入力  : : 
    

2


    合計  : 3:25 
    入力  : : 
    

M


    合計  : 3:25 
    入力  : 2: 
    

4


    合計  : 3:25 
    入力  : 2: 
    

6


    合計  : 3:25 
    入力  : 2: 
    

S


    合計  : 3:25 
    入力  : 2:46 
    

+


    合計  : 6:11 
    入力  : : 
    


つまり、必ず入力値ボックスに入れた値に
「+」または「-」ボタンを押して初めて
合計値ボックスにその値が反映される。

つまりA+Bの値を求める場合には


「A」「+」「B」「+」
   


となる。

A+B+Cなら、


「A」「+」「B」「+」「C」「+」
   

となる。

逆に引き算の場合、
A-Bなら、


「A」「+」「B」「-」
   

となる。
(「A」「-」「B」「+」ではない!)

A+B-Cなら、


「A」「+」「B」「+」「C」「-」
   

となる。

このルールさえ覚えれば簡単だ。

ただし、くどいようだが、合計値がマイナスになると、
このTimeClacはちゃんとした計算値を出してくれない。
理由=試作品だから。
対応策=マイナスの値が出ないように気をつける。


ってことになる。

ところで、
1時間は60分、1分間は60秒だ。
では、「9」「0」「M」と入力したらどうなるのか?
すると入力値ボックスに「1:30: 」と表示される。



また「9」「0」「S」だと
入力値ボックスに「 : 1:30」 と表示される。
つまり、入力値に関する限り、単位を気にしなくても
ちゃんと計算してくれる。
1000秒って何分?なんて知りたい時には便利な機能だ。
(ちなみに正解は16分40秒)

なお、最初にわざと説明しなかったが、
画面右下の「+」ボタンに破線がある。
これは入力値ボックスに入れる値を一時的に書きだす
テキストボックスだ。
「1」「6」「M」とボタンを押すと、
ここに「16」と表示される。



つまり「M」のボタンは認知されないのだが、
この欄を使えば、Graffiti入力も可能になっている。
Graffitiエリアに「1」「6」と入力すると
このテキストボックスに「16」と表示される。
続いて「M」ボタンを押せば、
入力値ボックスに「 :16: 」と表示される。
そういうわけで、Graffitiと「H」「M」「S」ボタンを
組み合わせた入力も可能だ。

【注意】
このテキストボックスにGraffitiを使って
「16m40s」とか入力することは可能だが、
このボックスは数字以外を認識しない。



ソフト作者からのメール

福本さんからいただいたメール(抜粋)


時間計算機ですが、ちょっとだけ作ってみました。

 もっと凝って数字の表示等グラフィックで
カッコ良くしたり、使い勝手にも工夫する点が
多々有ると思いますが、とりあえず、
こんなもので如何でしょうか?

  とりあえず、足し算と引き算ができます。

(中略)

かなり手抜きなものなので、
使用に耐え売るものか自信有りません(^^;。

今の所、私のページにも公開する予定は有りませんが、
自由にしていただいて結構です。
     



福本さんからの注意!!


まあ、現バージョンは引き算していって、
マイナスになった時の処理ができていないので
とてもまともな物では無いのですが...

     


 

アイコンについて

なお、今回のTimeCalc公開に当たって、
作者・福本さんのご好意により、
正式版とは違うんだ!という意味を強調すべく
機長が作ったアイコンを貼っていただいた。

将来、正式版が登場する場合には
おそらく消えてしまうであろう幻の限定版である。
アイコンは2種類ある。

PAL版

Watch版



ソフト的にはまったく同一のものなのだ。

【注意】
くれぐれも同時にインストールするような
馬鹿なマネはしないように。


解説書は両者とも共通だ。


最後に・・・

とにかく、
くどいようだが、
正式版ではないので
正式なサポートはない。
そのかわり、
このソフトTimeCalcの
正式リリースを希望する人
作者である
福本修仁さん<fukumoto@wakuwaku.ne.jp>に
その旨、メールを送ろう!

こんな使い方してま〜す!等の
感想メールは
「パーム航空」
<http://www.linkclub.or.jp/~pito/f_pal/pal.html>でも
受け付けています。


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